自然と繋がり、自分と繋がった原体験とは？ Earth tribesー鈴木洋見

2011年3月11日、東日本大震災から逃げるように東京を離れ、僕らは身ひとつ家族とともに鹿児島県は屋久島へと辿り着きました。予測もできない非常事態の中、長距離の運転でクタクタだったのを覚えています。

そして極度の疲労のため、僕は不意に屋久島の森の中で倒れるように眠ってしまったんです。大きな木の下、朦朧とする意識の中でとても不思議なことが起こり始めました。

木から無数の触手のようなものが現れたかと思うと、あっという間に僕を包み込んでいくのです。夢か現か判断ができない中でしたが、はっきり分かっている事は今まで体験したことがないほどの「癒し」を味わったという事です。

まるで小さい時に観た「風のナウシカ」の王蟲とナウシカのシーンのような、まさに生きかえったような体験でしたー。

そう語るのは震災後屋久島に移住しネイチャーガイドとなり、屋久島ソウルナビゲーションという自然リトリート施設 “Earth tribes” を運営する鈴木洋美さん。自身の原体験を通して身体や心、魂レベルで自然と繋がる体験をガイドしています。

聖なる森を心のままに歩いたり、綺麗な海や渓谷で浮かんでみたり、満点の星空の下で寝転んでみたり、火を囲んで踊ってみることで、僕らはどんな存在へと導かれるのでしょうか。

Earth tribes ： https://www.earth-tribes.com/
鈴木 洋見 : https://www.facebook.com/hiromi.suzuki.yakushima
次世代型コミュニティ大学コラム ：『屋久島の大自然を通して体と心と魂と繋がる旅』